ロバの入れ歯！？15.07.09

こんにちは　くす矯正歯科の技工士の山本です。

先月末、年に一度開催される技工士の研修会に参加してきました。
研修会には全国各地から、矯正に携わっているたくさんの技工士さんが集まるので、院内で一人で技工をしている私にとってはとても貴重な機会です。年に一度の開催なので、この研修会でしか会わない方もいたりして、情報交換や近況報告などちょっとした同窓会のような感覚になります。

今年の研修会では、実技実習もあったので自分が作った装置で模型の歯を動かしてみたり、大ベテランの方からのアドバイスをいただいたり学ぶことが多くありました！

その他にも面白い講演があったのですが、内容は「上野動物園のロバの義歯」についてです！
義歯とは入れ歯のことなんですが、ロバに入れ歯を入れようという話でした。人間でいうなら９０歳のロバの歯がなくなってしまい、エサを噛めずに喉に詰まらせ死にかけたのがきっかけだそうです。
実際にロバの歯型を採り、入れ歯を作りました。ロバに入れ歯を付けてあげると、硬い人参をボリボリと食べてそれまで以上に食欲が増し元気になったそうです。人間にとっても動物にとっても歯はとても大切なんだと改めて感じる話でした。