ニュース&ブログ

2015.03.06

歯ならびが悪いままだと困りますか?

歯科矯正治療に興味を持たれる方は”歯ならびが悪い状態”というのは”見た目”の問題として気にされていらっしゃる方が多いのでは無いでしょうか?実は歯ならびが悪いままにしておくことの問題点としては、大きくふたつに分けることができます。ひとつは多くの方が気にされている見た目=審美面の問題です。もうひとつは、身体の一部として歯が持っている機能に関する問題=機能面の問題です。

まず、歯ならびが悪いことで起こる審美面での問題についてですが、これについては医療面での問題というよりも、どちらかと言えば個人個人が持っている価値観や考え方といった心理面と大きく関係していると言えます。分かりやすい事例を挙げるとすれば、欧米人と日本人の”八重歯”に対する印象です。欧米では八重歯=ドラキュラや悪魔というイメージからスグに矯正治療をして治してしまいます。一方、日本では八重歯はチャームポイントとして前向きに捉えられることも少なくありません。

審美面だけで言えば、あなたの価値観において”気にならない”あるいは”チャームポイント”として捉えているのであれば、そのままでも問題点はありません。一方、自分自身は気にならないとしても、国際的な仕事をされている方や欧米人の方々と接する場面の多い方は、”歯ならびが悪い状態”を解決しておくほうが、より良い印象を持ってもらえるのではないでしょうか。

一番放っておいてはいけないのは、「すごく気になっているのに、そのままにしている」ことです。「歯並びを気にして口を開けて笑うのが苦手」といった状態でずっといることは精神的にもあまり良くないのではないでしょうか。

次に機能面での問題です。どちらかと言えば、この機能面での悪影響のほうが重要です。”歯ならびが悪い状態”を難しい言葉にすると”不正咬合”と言います。つまり、”かみ合わせが正しくない”ということです。不正咬合による身体的な悪影響については、一般的には次のようなものが挙げられます。

  • 食べ物をうまく噛むことができない。
  • 食べ物をうまく飲み込めない。
  • うまく発音ができない。
  • 顎の成長に悪影響が出る。
  • 顔のゆがみ
  • 虫歯になりやすくなる。
  • 歯周病になりやすくなる。

もちろん、必ずしもこれらは全てが起こるわけではありませんが、不正咬合により起こりうる可能性がある身体的な悪影響だと考えて下さい。いずれにしても、不正咬合は”かみ合わせが良くない状態”ですので、現在のお口の中の問題にとどまらず将来的な歯の喪失や機能的なより一層の悪化につながります。歯並びの状態も悪化することが考えられますので、早めに治療を行なうほうが良いでしょう。

特に成長期のお子様の場合、歯ならびをコントロールしやすい時期ですので、将来的な審美面・機能面の両面において、この時期に治療を開始することが最善です。

院長 楠 元就
(日本矯正歯科学会認定医)

当院では歯列矯正の無料初診相談を行なっております。まずはご自身の歯ならびの現状を確認してみませんか? お申し込みは、こちらからどうぞ。