こんにちは。くす矯正歯科 歯科衛生士の若林です!
今回は舌癖についてお話したいと思います。
皆さんは「舌癖」という言葉を聞いたことがありますか?
舌癖とは字の通り、舌の癖のことです。
日常生活の中で口をポカーンと開けて
上下の間に舌が出ていたり、飲み込む時に舌で歯を押すような動きをすることを言います。
私たちは1日600回~2000回
無意識に飲み込む動作(嚥下)をしています!
舌癖のある人は、飲み込むたびに
舌で歯を押していることなります。
そのため、歯列矯正と舌癖は密接な関わりがあります。
実は舌には、正しい位置と飲み込み方があるのをご存知ですか?
上顎の裏(前歯の少し後ろ)のスポット
と呼ばれる場所が正しい舌の位置です。
次に正しい飲み込み方は
①スポットに舌の先をつける
②奥歯をしっかり噛みしめる
③舌のおなかは天井につける
舌癖のある方は日頃からこれらを意識することが重要です!!
舌癖がある人は、ない人に比べて矯正期間も長くかかります。
また、治療中や治療後に前歯が前に出てきて、歯列に隙間があいてきてしまうことがあります。
スムーズに矯正治療を終え、いつまでも綺麗な歯列を保つために
舌癖のトレーニングを始めましょう♪